6月25日に販売されたSony製完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデルとなるWF -1000XM4を発売当日に購入しましたので、ご紹介します。5回目はイヤホン本体で動くソフトウェアについての紹介となります。
【更新履歴】3/4 WF-1000XM4のマルチポイント対応による情報を追加
- 第1弾 保管ケースと付属品
- 第2弾 イヤーピース
- 第3弾 イヤホン本体(外部パーツ)
- 第4弾 イヤホン本体(内部パーツ)
- 第5弾 ソフトウェア
目次
本ページでの紹介内容
今回は、WF-1000XM4のイヤホン本体に搭載されているソフトウェアをご紹介します。イヤホン本体では、様々な働きをするソフトウェアが動いているのですが、それぞれを機能ごとにご紹介します。なお、項目によって比較対象にAirPods ProとJabra Elite 85tを挙げて、3者の違いなどを含め細かく紹介しています。
Bluetoothバージョン
WF-1000XM4が対応しているバージョンは、5.2になっており、2021年7月時点では最新のBluetooth規格を採用しています。
Jabra Elite 85t / AirPods Proとの比較
WF-1000XM4 | Jabra Elite 85t | AirPods Pro | |
バージョン | 5.2 | 5.1 | 5.0 |
Bluetooth5.2と5.1や5.0の違いとは?
Bluetooth5.0の特長は、それ以前の4.2と比べて、通信速度が2倍、通信距離が4倍、通信容量は8倍になったとされており、また低電力消費でもあるため、イヤホン本体のバッテリー駆動時間の長時間化に大いに寄与しているものと考えられます。また、Bluetooth 5.1には5.0の機能に加えて、方向探知機能が追加されています。方向探知機脳をどんなことに使うのか、ということになりますが、これはイヤホン本体を失くしてしまった時に、そのありかを探す時に役立つことになります。Bluetooth 5.2では、新たにLE Audio規格が追加されています。こちらの規格の特徴として、
「マルチ・ストリーム・オーディオ」機能によりブロードキャストで複数デバイスに音声を送信できるほか、ハイレゾ音源にも対応している新コーデック(圧縮伝送方式)のLC3により、低消費電力で高品質の音声データ送信が可能になった
Time&Space by KDDI
という説明があります。WF-1000XM4のアドバンテージでもあるバッテリー駆動時間の長さは、5.2のメリットである低消費電力をフル活用しているのかも知れませんね。
Bluetooth 5.2の情報についての参考サイトのリンクを貼っておきます。
対応Bluetoothプロファイルとバージョン
WF-1000XM4が対応しているBluetoothプロファイルは、
HSP HFP A2DP AVRCP
の4つとなっています。バージョン情報は記載がありませんでした。それぞれ対応プロファイルの働きを調べると、
- HSP → Bluetooth対応ヘッドセットを接続する。パソコンと接続して会話を行うほか、携帯電話との接続にも使用。
- HFP → ハンズフリーを使用する。パソコンと接続して会話を行うほか、Bluetooth®対応携帯電話との接続にも使用。
- A2DP → Bluetooth対応ワイヤレスヘッドセットなどのオーディオ機器と音声データをやりとり
- AVRCP → 再生・停止などのAVリモコン機能
となっていました。これらを実使用ベースに落とし込んで紹介すると、
私が持っているiPhoneにWF-1000XM4を接続するために、HSPプロファイルが必要になり、
接続したiPhoneでの電話の会話をWF-1000XM4のイヤホン本体を通して行うために、HFPプロファイルが必要で、
接続されたiPhoneやApple Watchで音楽を聴くときに音楽データのやり取りには、A2DPプロファイルによって実行されており、
再生している楽曲の音量の上げ下げや一時停止、楽曲のスキップをイヤホン本体をリモコンとして操作をするのが、AVRCPプロファイルの役割になっています。
プロファイル情報を参考にしたプリンストン社サイトのリンクを貼っておきます。
Jabra Elite 85t / AirPods Proとの比較
WF-1000XM4 | Jabra Elite 85t | AirPods Pro | |
HSP | ○ バージョン不明 | ○ v1.2 | ○? 仕様明記なし |
HFP | ○ バージョン不明 | ○ v1.7 | ○? 仕様明記なし |
A2DP | ○ バージョン不明 | ○ v1.3 | ○? 仕様明記なし |
AVRCP | ○ バージョン不明 | ○ v1.6 | ○? 仕様明記なし |
SPP | × | ○ v1.2 | ×? 仕様明記なし |
Jabra Elite 85tが対応しているBluetoothプロファイルの中で、SPPプロファイルのみWF-1000XM4では不採用となっていました。
SPPプロファイルの働き
Bluetoothワイヤレステクノロジー接続を用いた仮想的なシリアルポート接続による通信を司る。
SPPを採用しているJabra Elite 85tでは、ノイズキャンセリングの強度の調整やリモコン操作の割り当てカスタマイズ、イヤホン紛失時の位置情報取得など、専用アプリを通して高度なデータのやり取り・設定変更などを対応していると思われます。
WF-1000XM4ではSPPが非採用のため、Headphones Connectを使っても、ノイズキャンセリングの強度の調整や、タッチセンサー操作の高度なカスタマイズ、紛失時の位置情報取得にも対応しない、ということかも知れませんね。
AirPods Proが採用しているBluetoothプロファイルは情報がありませんでしたが、利用できている機能から想像するに、WF-1000XM4とほぼ同じプロファイルが採用されていると思われます。
オーディオコーデック
WF-1000XM4がサポートしているオーディオコーデックは、SBCとAAC、そしてLDACになります。Androidスマホで採用されていることの多いaptX系には対応していないことが分かっています。
SBCとは?
SBC(正式名称:SubBand Codec)はBluetoothデバイスすべてに採用されている標準コーデックとなりますが、音質はあまりよくありません。簡単にいうと、楽曲が薄っぺらく聞こえる感じになります。
AACとは?
AAC(正式名称:Advanced Audio Coding)は主にAppleデバイスの音楽コーデックに採用されており、SBCよりも高音質になっているとされています。なお、AACはApple系デバイスだけでなく、コンシューマー向けゲーム機や地上デジタル放送など、多岐にわたってサポートされている音声符号化規格になっています。
LDACとは?
Sonyが独自開発したコーデックであり、SBCと比べて最大約3倍の情報量を伝送できるものになります。LDACは日本オーディオ協会の“Hi-Res Audio Wireless”に認定されたコーデック技術になっています。
本コーデックは、音楽データを発信する音楽プレイヤー側と音楽データを受け取るイヤホン側の2つの機器が両方LDAC対応をしていて初めて恩恵に預かることができる仕組みになっています。
LDAC対応をしている音楽プレイヤー機器としては、ウォークマンの上位機種の他、Sonyが開発するAndroidスマホのXperiaを始めとし、その他のPC、音響メーカーも対応するところが増え始めています。
Jabra Elite 85t / AirPods Proとの比較
WF-1000XM4 | Jabra Elite 85t | AirPods Pro | |
SBC | ○ | ○ | ○ |
AAC | ○ | ○ | ○ |
LDAC | ○ | × | × |
Jabra Elite 85tとAirPods Proがサポートしているオーディオコーデックは、SBCとAACになります。LDACには非対応になっています。AirPods Proはもちろんとなりますが、Jabra Elite 85tでもAndroidスマホで採用されていることの多いaptXには対応していないことが分かっています。
オーディオコーデックについてエレコム社のサイトが詳しく解説していたので、リンクを貼りました。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)
Sony公式ページでのV1チップの説明では、前モデル(WF-1000XM3)に比べてチップの処理能力が向上し、さらにノイズに対して低遅延での処理が可能になり特に高音域でのノイズキャンセリング性能が向上した、という記述がありました。
ちなみに、V1チップとはBluetoothSoCと高音質ノイズキャンセリングプロセッサーを1つのチップに統合したものです。
別のメリットとして省電力にも寄与
BluetoothSoCとありますが、SoCとは”System on a Chip”を意味するものとなり、一つのチップに多くの機能を詰め込むため、機能ごとのチップで構成する場合と比べて回路に必要な面積がコンパクトになり、サイズを大幅に小さくすることができるというメリット、そしてBluetooth v5.2を採用しており、低電力消費のアドバンテージを生かすためにも、機能チップ単体での省電力ではなく、システム全体でより低消費電力にすることができます。
SoCについての参照サイト
JabraElite 85tとの比較
Jabraは、同社が展開する完全ワイヤレスイヤホンシリーズの新たなフラッグシッププロダクトとなるElite 85tのために、ノイズキャンセリング専用のICチップを搭載し、Jabraアドバンスド アクティブ ノイズキャンセレイションという名前を付けて、その性能をPRしています。ANC専用プロセッサが担う役割として公表されているのが
- フィードフォワードとフィードバックの両方の独立したマルチステージフィルタ構成
- オーディオ専用の内蔵 6 バンドイコライザーパス
- 低遅延の信号処理
となっています。
AirPods Proとの比較
一方、AirPods Proにおいても、アクティブノイズキャンセリング機能についての説明があり、
- 毎秒200回ノイズキャンセリングの調整を行っている
- リアルタイムでノイズキャンセリングするために、Apple製のH1チップは10個のオーディオコアを採用
と謳っていました。
3者が有するANCの優劣を体感した上で判定
(判定の前提条件として、両者いずれも自分の耳にイヤホン本体がぴったりと密着している状態にしています。少しでも隙間ができていると、そこからノイズが耳の中に入り込んでしまうので、正しい比較をすることが難しくなってしまう点はご注意ください。)
7/16時点のWH -1000XM4のファームウェア1.1.5、AirPods Proのファームウェア3E751と、Jabra Elite 85tのファームウェア2.2.0で比較をすると、
WF-1000XM4 > Jabra Elite 85t >>> AirPods Pro
上記のような順番で、1番優れているものがWF-1000XM4となり、Jabra Elite 85tは少し劣るくらいの差となり、AirPods Proは随分と差があっての最後尾という状況です。
検証環境
具体的な比較となりますが、通勤に利用している公共交通機関や車で検証し、
- 外を出歩いている際に、目の前を大排気量の大型自動車が通り過ぎる時に聞こえるエンジンから発せられる大音量の騒音
- バス乗車時にブロロロという唸るような低いバスのエンジン音
- プラットホームにブレーキを掛けながら入線してくる地下鉄車両の車輪がレールにぶつかって発せられる衝撃音
- 地下鉄乗車時に、車輪がレールの回転し前進する時やカーブなどでこすれて発せられる騒音
これらの環境にて、AirPods Proでは軽減しきれずに伝わっていた乗り物の騒音が、WF-1000XM4とJabra側ではほとんど除去できていました。
外を出歩いている時にすれ違う普通乗用車程度のエンジン音となると比較的早い速度で通過する際には、エンジンから伝わる程々な大きな騒音がしているはずですが、それらのノイズは除去されており、耳に伝わってくるのは遠くから近づいてくる普通自動車の動きと共に、サーッという音が目の前を流れていく、という程度にまでノイズのキャンセルがなされています。
また、WF-1000XM4とJabra Elite 85tの差については、私の耳とWF-1000XM4のノイズアイソレーションイヤーピースの相性の良さも相まって、パッシブノイズキャンセリング効果も加わり、Jabra Elite 85tよりもノイズキャンセルが優れていてると感じました。ただし、Jabra Elite 85tのノイズキャンセル強度も十分に及第点を叩き出している印象となり、AirPods Proで感じているような不満はありません。
Jabra Elite 85tにノイズアイソレーションイヤーピースを装着したらどうなる?
こちらについては、別記事として検証して取り上げたいと考えています。イヤーピースをいちいち付け替えるのが大変そうなので、別売りのものを購入してみようと思います。もし、JabraElite 85tとの組み合わせでも効果を感じられたら、そのまま使い続けてみようと思います。
外音取込み
イヤホンを装着したまま、生活する中で周りの音や人の声をちゃんと聞き取りをしたい場面に役立つ外音取り込み機能もWF-1000XM4は実装しています。さらに、Headphones Connectアプリケーションを介して、外部音をどれ位取り込みをするのかの調整を20段階で行うことができます。気になるパフォーマンスの方はというと、必要十分になっていて、音楽を聴きながら外部音取込みモードを最高段階で有効にしても、両方の音がちゃんと聞こえてくることを実感しています。
ボイスフォーカスも優れもの
また、外音取り込みモードの付帯機能になっている、ボイスフォーカス機能も優れもので、外音取り込みを最高の20にした状態でも、人の声以外のノイズを軽減してくれていることを実感できました。以後、紹介する2機種にはこの機能と同等の仕組みは用意されていませんので、WF-1000XM4が優位に立っていると思いました。
Jabra Elite 85t / AirPods Proとの比較
WF-1000XM4 | Jabra Elite 85t | AirPods Pro | |
外音取込み | ○ | ○ | ○ |
強度調整 | 20段階 | 5段階 | × |
ボイスフォーカス | ○ | × | × |
Jabra Elite 85tにおいても外部音取り込み機能は実装されています。そして、ANCの時と同様、専用アプリを介して、外部音をどれ位取り込みをするのかの調整を行うことができます。気になるパフォーマンスの方はというと、必要十分になっていて、音楽を聴きながら外部音取込みモードを最高段階で有効にしても、両方の音がちゃんと聞こえてくることを実感しています。
一方、AirPods Proでも外部音取込みモードは実装されており、そのパフォーマンスはANCのそれと比べると安定して高水準を現ファームウェア(3E751)でも保てています。本機能に関しては、ANCほど他機種と大きな違いはないかと思います。
ペアリングデバイス数
WF-1000XM4でペアリングできるデバイスは、最大8台になります。個人的な感想ですが、個人利用の場合、これだけあれば十分かなと思います。
Jabra Elite 85t / AirPods Proとの比較
WF-1000XM4 | Jabra Elite 85t | AirPods Pro | |
最大接続数 | 8台 | 8台 | 公式情報の 記載なし |
AirPods Proにおいては、複数台(具体的には、iPhone、Apple Watch、ZX300の3台)のペアリングができていることを確認していますが、最大数は不明です。
マルチポイント対応
WF-1000XM4ではマルチポイントに非対応となっています。
2023年2月末のソフトウェアアップデートにより、2台までのマルチポイントに対応となりました。
WF-1000XM4 | Jabra Elite 85t | AirPods Pro | |
マルチポイント対応 | ○ | ○ | × |
同時接続台数 | 2台 | 2台 | × |
マルチポイントとは?
Jabra Elite 85tのイヤホンにペアリング済のデバイス(具体的には私の場合になると、iPhone、Apple Watch、ZX300の3台)のうち、最大2つのデバイスと常時接続した上で、切り替えることなく通信することができる状態に対応をしていることを指しています。
スマホを2台マルチポイント接続をすると、どちらのスマホに電話がかかってきたとしても、応答することができます。(さすがに同時に会話をすることまではできませんが…)別の例を挙げると、iPhoneで音楽を聴きながら、ZX300に入ってる楽曲を聴きたくなったら、iPhone側の音楽再生を一時停止した後で、ZX300で再生すると音楽が聴けるというものになります。
大事なことは同時接続状態を可能にしていることになり、同時再生や同時会話までは対応をしていない、という点になります。
AirPods Proの場合
AirPods Proでは、マルチポイントの対応は行っておりませんが、iOS14からは、同じiCloudアカウントでサインインしているAppleデバイス間においては、ユーザー側で接続切替することなく自動で切り替えを行う機能が新たに加わっており、これが条件付きではありますが半ばマルチポイント対応と謳っても良いのかもしれません。ただし、あくまでAppleデバイスにのみ限定されることだけは念頭に置いておく必要があります。
自動電源オフ
Bluetoothデバイスと接続がない状態で放置されていると、一定時間(約15分)の経過でバッテリー消費を抑えるため、イヤホンの電源をオフにすることが可能です。
Jabra Elite 85t / AirPods Proとの比較
WF-1000XM4 | Jabra Elite 85t | AirPods Pro | |
自動電源オフ | ○ | ○ | ×? 公式情報で 記載なし |
待機時間 | 15分 | 15分、30分 60分、120分 | ×?公式情報で 記載なし |
Jabra Elite 85tでは専用アプリで調整することになりますが、具体的に設定できる時間は以下になります。
調べてみましたが、AirPods Proには同様の機能は実装されていないかと思います。
音楽再生自動停止
WF-1000XM4では、左右のイヤホンをどちらか片方だけでも耳から取り外すと、すぐに再生されている音楽が自動的に停止となります。
Jabra Elite 85t / AirPods Proとの比較
Jabra Elite 85tでは、左右のイヤホンをどちらか片方だけでも耳から取り外すと、すぐに再生されている音楽が自動的に停止となります。また、片耳を外してから60秒以内に再び装着すると、音楽の一時停止が解除され、再生が始まります。
AirPods Proにおいても、イヤホン本体の耳に接する部分に、光学センサーが左右にそれぞれ設置されており、このセンサーで人の耳から外されたことを感知すると、音楽再生が自動的に停止となる機能を有しています。
片方だけ着用して使用
WF-1000XM4では、右イヤホン、もしくは左イヤホンだけでの使用も可能です。
Jabra Elite 85t / AirPods Proとの比較
WF-1000XM4 | Jabra Elite 85t | AirPods Pro | |
片耳利用 | ○ | ○ | ○ |
条件 | なし | 右耳側イヤホン のみ対応 | なし |
Jabra Elite 85tでは、右耳のみ片耳利用が可能です。左耳のイヤホン単体での利用は不可になっています。AirPods Proは、左右どちらか片方だけでも、音楽再生や電話応答に対応しています。
風切音軽減
WF-1000XM4では、風切り音対策として、外部マイクで風を検知すると集音機能がオフになります。主観になりますが、この機能が働いた瞬間が分かるくらい効果があります。
Jabra Elite 85t / AirPods Proとの比較
WF-1000XM4 | Jabra Elite 85t | AirPods Pro | |
風切音軽減対策 | ○ | ○ | ? |
仕組み | 風を検知すると 外向けマイクがオフになり、 風ノイズを軽減 | ソフトウェア対応で 最先端のウインドノイズ 低減アルゴリズムを実装 | |
効果 | 実際に効果を 感じられるほど | ONOFFで比較 できず不明 |
Jabra Elite 85tでは、最先端のウインドノイズ低減アルゴリズムが実装されており、電話での会話に支障のないような工夫が施されています。しかし、ONとOFFの切り替えができないため、その効果の程が分かりづらいところです。
一方、AirPods Proでは、風切音対策がされている記述を公式サイトでは見つけることができませんでした。
以上で、イヤホン本体をソフトウェア面からチェックする記事は終わります。次回は、WF-1000XM4の設定に用いるSony HeadPhones Connectアプリについて深く掘り下げる予定です。