9月1日に販売されたSony製完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデルとなるWF -1000XM5を発売当日に購入しましたので、本プロダクトの詳細を紹介します。最初に紹介するのは、パッケージ開封から始め、充電保管ケース、その他の付属品になります。
目次
製品パッケージ
製品パッケージは、以下の写真のようになっています。パッケージの外箱を製品名や写真が描かれた白くて太い帯的なもので接着テープで止められていて、そちらを取り外すことによって、パッケージを2つに分離でき、中身を取り出す仕組みになっていました。
帯状に包まれているテープ紙を取り外すと、ケース前後は接着されておらず、単に重ねられた状態でパッケージ前後に開くことができます。
Made for iPhone 認定
パッケージを固定していた帯状のテープ部分を見て気づいたのですが、Google アシスタントとAmazonのAlexaに対応していることを伝えるロゴと共に、Made for iPhone / iPod のロゴも付いていました。
Made for iPhoneの認定を受けている製品だけがこのロゴを掲載することができるのですが、このロゴが意味するところは、iPhone への接続専用に設計された製品であり、Apple が定める性能基準に適合していることを開発メーカーが認定している製品であることを示しています。本認定制度の詳細については、下のリンク先のApple公式ページでご確認ください。
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11
- iPhone XS Max
- iPhone XS
- iPhone XR
- iPhone X
- iPhone 8 Plus
- iPhone 8
- iPhone 7 Plus
- iPhone 7
- iPhone SE
- iPhone 6s Plus
- iPhone 6s
- iPod touch(第7世代)
※ 2023年3月 現在
なお、Sony公式のヘルプガイドページに、WF -1000XM5に対応しているiPhoneやiPodのモデル名の記載がありました。iPhone14系が掲載されていませんが、心配はいらないかと思います。
パッケージの中身チェック
パッケージを開けた状態が以下の写真になります。開けたパッケージのそれぞれの中には、以下のリストにある物がおさめられていました。
- 充電保管ケース(イヤホン同梱)
- マニュアル類
- ノイズアイソレーションイヤーピース
- 充電用USB-Cケーブル
さらに半分に分離したパッケージのうち、右側のパッケージに収まっていた充電保管ケース部分を取り出してみました。そうすると、下にはさらに内容物がありました。以後、1つずつ紹介します。
充電保管ケース
パッケージに収まっていた充電保管ケースを取り出しました。
ケースを包み込むように保護テープが貼られています。ケース背面には、保護テープを取り外す場所が分かる矢印が描かれています。
矢印通りにテープを剥がしていきます。まずは、矢印通り上に向かって、ペリッとテープを剥がします
すると、右側の矢印が現れるので、さらに剥がしていきます。
保護テープを全て取り外されたケース単体が以下になります。
次に、ケースのパッケージのさらに下にあったパッケージを見てみましょう。表面には開封後にペアリングするまでの手順がイラストで説明されています。
ペアリングの手順が描かれている箱をさらに取り出すことができました。その下には、イヤーピースと充電用のケーブルが収められていました。
ドキュメント
ペアリングするための説明イラストが描かれているものを取り出してみたところ、内部にはドキュメントがコンパクトに収められていました。ドキュメントは2種類あり、
- 使用上の注意/主な仕様・保証書
- 製品のサポート登録
のおすすめの2つが入っていました。
先代モデルでは、取扱説明書と『お使いになられる前に必ずお読みください』と書かれている使用上の注意説明が入ってましたが、本モデルではなくなっていました。
次に、パッケージの最後に残されていた付属品を紹介します。
ノイズアイソレーションイヤーピース
先代モデルのWF-1000XM4から新たに開発されたイヤーピースが、本モデルでも継続採用されています。
耳と接する部分の素材には、低反発性のあるポリウレタンフォームが採用されており、指でつまんでみるとイヤーピースがしばらくの間縮んでいます。
イヤーピースについては、今後投稿する予定の別記事で詳しく紹介します。
充電用USB-Cケーブル
充電保管ケースの裏側にあるUSB-Cケーブル差込口に挿し込むための充電ケーブルも1本入っています。ケーブルの長さを測ったところ、22.5cmありました。
このケーブルの片方がUSB-Aとなり、別の方がUSB-Cになっています。充電用のACアダプターは製品パッケージには付属されていませんので、自分で用意する必要があります。
付属品説明リンク
Sony公式サイトのパッケージ内容物説明ページへのリンクです。
充電保管ケース
充電ケース単品でのサイズを見ると、比較的コンパクトなサイズになっていますが、残念ながらメーカー公式情報では、充電ケースサイズが公表されていません。手元にある定規で計測してみた結果を記載しておきます。
幅 x 高さ x 厚さ(実測) → 63 x 39 x 22.5 mm
先代モデルのケースとのサイズ比較
何か比較するものがあれば、実際の大きさが分かりやすそうだと思ったので、先代のWF-1000XM4の充電ケースと比べてみました。
実測のサイズ比較
WF -1000XM5は先代ケースのサイズ(私の実測ベース、重量のみメーカー公称値)と比べて厚さが1.5mm程度薄くなっていました。
*幅 | *高さ | *厚さ | 重量 | |
WF-1000XM5 *管理人実測 重量はSony公称 | 63 mm | 39 mm | 25 mm | 39 g |
WF-1000XM4 *管理人実測 重量はSony公称 | 63 mm | 39 mm | 26.5 mm | 41 g |
Sony公式の製品ページにおいても、充電保護ケースの小型化について、約15%の小型化、約3mmの薄型化を実現という説明がなされています。
充電ケース外観
充電ケースは底面がフラットになっているので、充電ケース単独で自立が可能。
また、充電ケースの裏側を見ると、USB-Cケーブルの差込口があり充電ケース自体への充電はこちらから行うことになることが分かりました。USB-Cケーブル差込口左にあるのは、手動ペアリングする時に押す物理ボタンになります。
充電保管ケースの蓋を開けてみます。左右2つのイヤホンが収まっています。
イヤホンを2つとも取り出すと、イヤホン本体への充電用の接触端子が左右に2つ、合計4つあることが確認できます。
先代モデルでは、接触端子が片側3つあ理、1つ削減されたことになるが、それは充電保管ケースやイヤホン本体自体がより小さくなった影響で設計されているから?
設計されたSonyの方に聞いてみたいポイントです。
マグネット吸着対応
充電保管ケースは、イヤホン本体をマグネットによる吸着で収納できる仕組みに作られており、下の写真のようにケースの蓋を開けた状態で下に向けたとしても、イヤホンは落下しません。
ケースにイヤホンを戻し入れる時の吸いつくような感覚は、なかなかに面白い体験です。
マグネット吸着の仕組みは、先代モデルでも にも採用されていました。
LEDインジケーター
充電保管ケースの正面に、充電保管ケースの充電残量などを示すLEDインジケーターが付いています。下の写真でになります。
充電している最中にはオレンジ色に点灯していて、充電が終了すると消灯します。充電する環境で高温になっている場合は早い点滅を、充電に異常が生じている場合は、遅めの点滅を繰り返します。
充電保管ケース側のバッテリー残量が30%以下になるとオレンジ色に3秒間点灯します。
LEDランプ表示についての公式ガイドリンク
その他、LEDインジケータの詳細については、以下のSony公式ページにて確認ください。
以上で今回の記事は終わりです。次回は、イヤホン本体とイヤーピースを紹介したいと思います。