※以下に書かれております内容は、あくまで私の個人的な主観です。その点、ご理解いただけますと幸いです。
前回の記事では、zx300によるバランス再生を体験するために、MDR-1Aを中古で購入したことをまとめましたが、今回は実際にバランス再生を体験した感想をご紹介します。
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これまで聞こえなかった音が感じられ、混ざりっけなしのクリアな楽曲になる
この効果がより一層鮮明になりやすいのが、アコースティック調の楽曲。ギターのストリングスが、1弦1弦響きを感じられます。
室内環境での最適音量は50、室外では60を推奨
MDR-1Aはノイズキャンセリング機能はないので、あまり大きな音量で再生すると音漏れがあるかもしれないので、外出時はマナーに気を配りたいところですが、基本的に音量を上げれば上げるほど、良い音楽を浴びるように感じられます。
私の耳では、まわりの音にあまり邪魔されない室内鑑賞が音量50
室外は周りの環境音も拾ってしまうので、音量60
がちょうど良いと思います。
個人差もあると思うので、皆さんも一度お試しください。
低レゾでもいい音、でも96kHz以上の楽曲だと本当に感動する
私が所有しているハイレゾ楽曲の中にもありますが、自分で勝手に命名した低レゾデータがいくつかあります。
具体的にいうと、
サンプリング周波数が、44.1kHzか、48kHz
量子化ビット数が、24bit
のものになり、
通常のCD音源との違いは、量子化ビット数が16bitから24bitになっただけのものを評して言います。
(低レゾと勝手に称してはいますが、16bitでは音声を65,536段階のレベルで記録され、24ビットでは、約1677万段階のレベルで記録しているので、ずいぶんと違いはありますが…)
今回、バランス再生をしてみて感じたのですが、これらの低レゾでも十分に楽曲を楽しむことができ、心地よさを感じることができました。
でも、バランス再生の良さをより時間できるように試しに購入した、192kHzの楽曲を聴いた時に、心が揺さぶれるほどの感動を得ました。

Nora Jones, Come away with meより
Don’t Know Why
- サンプリング周波数 192kHz
- 量子化ビット数 24bit
- ビットレート(1秒間のデータ量) 5653kbps VBR

さすがに、192kHzの楽曲データはあまり流通していませんが、88.2kHzや96kHzの楽曲はより多く販売されており、44.1kHzや48kHzの楽曲と比べると2倍のデータ量があるだけに、
良い音だなぁ、
ではなく、
感動する
という感覚を得られることができました。
ハイレゾはバランス再生で初めて真価を発揮できる
今回、私が至った結論は、ハイレゾをより身近に体験できる手段が、バランス再生なんだろうということでした。
左右のクロストークが一切発生せず、完全にクリアになった状態で初めて浮き上がってくる数々の音。それらは一般的なCDよりも高密度なハイレゾ音源だからこそ、感じられた音なのではないかと思います。
ハイレゾ未対応アーティストの楽曲もバランス再生で別次元化する
私の好きなアーティストの中にはハイレゾ楽曲をリリースしていない事実もありますが、
もう一つの結論は、バランス再生で聴けるのであれば、ハイレゾはいらないかもしれない。
それだけ、バランス再生の効果を感じられました。
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