iPhone12 (Pro/mini)で行う2つの5G利用法と4Gのみ利用の設定解説!エリア拡大中の5Gをバッテリーを労わりながら利用できる設定あり!

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【更新履歴】4/27 iOS14.5によるスマート・データ・モードの改善について追記

モバイル通信の次世代通信規格となる5Gに初めて対応したiPhone12(Proとminiも含む)では、日本国内での5Gサービスエリアも大都市を中心にまだ限られた地域しか提供されていないため、ユーザー側に5Gサービスの利用方法について3つの選択肢を用意しており、ユーザー自身が自分が希望する設定を行うことができます。

こちらのページでは、これらの設定方法について、私が実際にiPhone12にて行った設定時に撮影したスクリーンショットと共に手順を追って紹介しています。

Apple公式リリース提供画像より
この記事はこんな人にお薦めです
  • iPhone12(Pro/mini)を所有している
  • 5Gサービス提供エリアに居住していて、積極的に5Gを使いたい
  • 5Gサービス提供エリアに居住していて、インフラが十分に整備されたら5Gを使いたい
  • 5Gサービス提供エリアに居住しておらず、しばらくは5Gを使うこともない

設定App

まずは、設定アプリをタップして起動します。

次に、設定メニュー画面からモバイル通信をタップします。

モバイル通信

すると、モバイル通信のメニュー画面になるので、通信のオプションをタップします。

通信のオプション

次の通信のオプションの画面で、音声通話とデータをタップします。

音声通話とデータ

音声通話とデータのメニュー画面になりました。5G通信の利用方法についての設定を本メニューで行うことになります。では、設定項目毎に紹介していきます。

5Gオン

1番上に表示されている5Gオンの設定を行うと、『バッテリー駆動時間が短くなる可能性がある場合でも、利用が可能なときはいつでも5Gが使用されます。』という説明がされています。5Gでは4Gよりも通信速度が10倍の伝送速度で通信を行うことができると伝えられていますが、通信速度が高速になると、バッテリー消費も早くなる場面もある(すべての場面においてではなさそう?)ということが分かりました。

5Gオート

2番目の表示の5Gオート設定では、『バッテリー駆動時間が大幅に短くならない場合にのみ5Gが使用されます。』と説明がなされているので、2021年2月現在、5Gサービス提供エリアが限られている現状では、バッテリー駆動時間を優先にして、5G電波が万全な環境下でのみiPhoneで利用できるこちらの設定がベターな選択だと思いました。ちなみに、iPhone12(Pro/mini)を購入したばかりの状態だと最初から5Gオートが設定されていました。

4G

3番目に用意されている4Gの設定では、5Gサービスを一切利用しない、という設定になります。5Gサービスの提供エリアではない地域での利用、またはまだしばらくは4Gのままで良いと考えているユーザーにお薦めの設定になります。

以上で、今回の記事は終わりです。今後、時間をかけて徐々に5Gエリアが日本国内で拡大していくと思いますが、私の住んでいる地域でも5Gのメリットを十分に享受できるようになることを楽しみにしています。

(追記)iOS14.5からスマートデータモードの改善

2021年4月27日にリリースされたiS14.5のリリースノートの中で、今回ご紹介した音声通話とデータにて設定できる5Gオンや5Gオートの設定に関連がありそうな項目がありました。こちらでその内容を転載します。

5Gの改善

スマート・データ・モードの改善により、5Gネットワーク向けに利用環境が最適化されることで、iPhone12モデルでのバッテリー駆動時間を延ばし、データ使用料を削減

上記のアップデートによって、私の所有しているiPhone12 miniにおいても、5Gオンもしきは5Gオートの設定にしている場合、今まで以上にバッテリーの消費も少なく抑えられるようになったのかもしれませんね。

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