2/1に、Jabra Elite 85tのファームウェアがアップデートされました。こちらでは、アップデートによってもたらされる内容をまとめています。
目次
新たなファームウェアバージョン
新しいバージョンは、1.38.0になります。
アップデート内容
- 新たな機能:MyFitでは、ANCのパフォーマンスやより良い音楽体験につながるイヤージェルの密閉状態が最適かどうかのチェックすることができます(JabraSound+での利用)
- 新たな機能:イヤホン名称の編集オプション(JabraSound+での利用)
- 改善:リスニングモードにOFFを追加(HearThrough、ANC、OFF3段階切替)(JabraSound+での利用)
- 改善:音楽体験
- 改善:充電保管ケースのバッテリー残量が極端に少ない際のLEDインジケータ表示
- パフォーマンスと安定性の改良
ユーザー目線で気になるところ
新たに追加されたMyFit機能は、AirPods Proでは最初から用意されている機能で、耳穴に対するイヤージェルのフィット感についてチェックができる機能になります。これまでは、自分の聴覚だけでイヤージェルのサイズと自分の耳穴のフィット感を掴むしかありませんでしたが、システム的にチェックすることができるようになった点は良いと思います。
また、音楽体験の改善とあるのも気になります。元々、AirPods Proと比べて音質は素の状態でも良かったのですが、それがさらに向上したということになるので、思わず期待してしまいます。
一方、イヤホン本体の名称が編集できるようになったこと、そしてリスニングモードにモードオフが加わったこと、これら2点はそれほどインパクトあるものではなかったです。
強いて言えば、名前の変更ができることで、自分の近くにいる別の人が同じイヤホンを使用している人がいた時に、ペアリング・接続する時に区別がしやすくなることは想像できます。また、モードオフを使うと、イヤホンのイヤージェル装着によるパッシブノイズキャンセリングだけで音楽を聴いたり、環境音再生することでバッテリー消費を抑えることができる点がメリットになるのかなといった印象です。
新出機能や設定方法の紹介は、実際にアップデートした後、別記事で紹介したいと思います。