AirPodsProとウォークマン(NW-ZX300)の組合せ利用の評価

2020年1月11日

【更新履歴】1/11 ZX300からAirPodsPro接続先切替時のトラブルを追加

ここでは、AirPodsProとSONYのウォークマン【NW-ZX300】を組み合わせての音楽鑑賞スタイルについて、ウォークマンとAirPodsProのペアリング手順、ウォークマンとの組合せた場合のできることできないことをiPhoneの場合と比較し、最後にまとめ評価をしています。

最初に行うべき必須設定

最初に説明しますが、AirPodsPro単体では音量調整ができないため、ウォークマン本体(NW-ZX300)側の物理ボタンを使って調整することになりますが、下に紹介する手続きを行わないと音量調整ボタンを押しても反応しませんので、必ず下の説明の設定を行っておいてください。

では、まずメニューを開いて、設定をタッチ

設定画面になったら、下にスクロールして、Bluetoothメニューを探してください。

Bluetooth設定が見つかったら、上から2つ目にある

オーディオ機器接続設定

をタッチ

オーディオ機器接続設定画面にある、

拡張方式を利用する

のチェックボックスにチェックが入っていない場合は、タッチして、

チェックが入った状態になったら、この必須設定は完了です。

次に、NW-ZX300とAirPodsProのペアリングを始めましょう。

ZX300とのペアリング方法

まずは、AirPodsProを充電ケースの中に収めた状態で、充電ケースの蓋を開けます。

そのあとで、充電ケースの裏側中央部分にある物理ボタンを長押しすると、受電ケース表のインジケーターが、白色で点滅し始めるので、これがペアリングモードになったという合図。

そこで、ZX300側の【設定】メニューをタッチ、

Bluetoothメニューから、

【オーディオ機器接続/登録】をタッチ、

次に、【機器登録(ペアリング)】をタッチ、

ペアリングする機器の検索が始まりました。

おっ、【使用可能な機器】の欄に、AirPodsProが出てきましたね。ここで、AirPodsProをタッチ。

【登録済み機器】に、AirPodsProが追加され、これでペアリングが完了しました。

ペアリング後のAirPodsProとの接続

一度ペアリングが終わったら、充電ケースにAirPodsProが入っていなくて取り出された状態でも、耳に着用している状態でも、ZX300側の設定メニューから、Bluetoothの【オーディオ機器接続/登録登録】より、登録済み機器に表示されている、AirPodsProをタッチすると接続がされます。

AirPodsProとウォークマンの組合せできることできないこと

ここでは、iPhone、ウォークマンと接続した時に操作として、できることとできないことを比較してみます。

  iPhoneと接続時 ZX300と接続時

AirPodsPro着脱による

音楽の自動停止・再生

×
音楽プレーヤーでのノイズキャンセルモード切替

iPhone, Apple Watchの2通りで対応

×

AirPodsPro本体側での操作のみ

音楽の再生・一時停止

iPhone, Apple Watchの2通りで対応

AirPodsPro本体の操作でも可

音量調整の操作 iPhone, Apple Watch, Siri

ZX300本体のみとなり、しかも物理ボタンだけ

AirPodsPro本体のバッテリー残量確認

×

AirPodsProとZX300での接続コーデック

実際に接続したところ、

SBC

での接続となりました。

BluetoothのSBCコーデックは、一般的に音質はあまり期待できませんが、ウォークマンに入っているハイレゾ楽曲を、SBCコーデックでAirPodsProを通して聴いていても、著しく音が悪くなったとは、私の耳では感じませんでした。

Bluetoothスピーカーのような再生音量トラブルはでるか?

安いものだと、数千円で購入できる小型Bluetoothスピーカーを使ってみて体験したトラブルとして、ウォークマンなどの音楽プレーヤーと接続する度に、スピーカー側の再生音量が必ず最大音量になってしまう仕様があって、音楽を再生する時に、

音楽プレーヤーとBluetoothスピーカーを接続

Bluetoothスピーカー本体の音量を下げるボタンを適当に何回か押すか、長押しして最低音量に下げておく

音楽再生スタート

こんな手順で回避してましたが、ウォークマンとAirPodsProの組合せで同じことが起きるんじゃないかと不安で、実際に恐る恐る試してみましたが、私の場合は幸いAirPodsProから聞こえてくる音楽は最大音量にはなっていませんでした。

ZX300からAirPodsPro接続先切替時のトラブル

ZX300とAirPodsProを接続して音楽を聴いている状態で、iPhoneやApple WatchでAirPodsProを利用したいタイミングがあり、ウォークマンとの接続状態を切断しないまま、iPhoneやApple Watchへ接続切替を行った場合、iPhoneやApple Watchとの接続が切れたり、再接続されたり、ということを繰り返すことを確認しました。

この状態になってしまって困ったのが、誰かからかかってきた電話を受けて、話をしている時に、AirPodsProから声が聞こえていたのに、接続が切断してしまい、iPhoneから話相手の人の音声が聴こえ、iPhone側で話をし始めると、AirPodsProに再接続されて、音声がAirPodsProから聴こえるというどっちつかずの状態になります。

対処法としては、面倒くさくても、ZX300側との接続を必ず切断してから、iPhoneやApple Watchと接続する、ことになります。

なお、iPhoneとApple Watch間での接続先の切替では、このようなトラブルは確認できていません。

まとめ

最後に、実際に試してみて分かったことをまとめます。

利便性の評価

当然の結果ではありますが、AirPodsProはiPhoneやApple Watchとの連携と比べて、他社製品であるウォークマンNW-ZX300の組合せとなると、利便性が著しく低くなります。

特に、音量を変更しようとすると、ZX300の仕様により、Bluetooth機器が接続されている状態だと、タッチパネルによる音量変更ができなくなり、物理ボタンでしか操作ができなくなります。

音量の変更は、音楽再生においての基本機能の一つであるだけに、利用頻度は高く、その操作が

ウォークマンの物理ボタンによる操作一択のみ

となることが、これほど不便になってしまうのかと実際に使用してみてと感じました。

同じSONY製のヘッドホンであるWH-1000XM3との組み合わせになってしまえば、ヘッドホン側で音量変更ができていたので、なおさらに不便さを感じてしまうことになります。

せめて、AirPodsPro単体で音量が調整できるようになれば、少しは活用の幅が広がると思うのですが、こればかりはApple側の対応を待つしかない、という状況です。

音質面の評価

音楽データ転送において、ベースコーデックとなり、LDACやaptXに比べると高音質とはならないSBCコーデックによる接続にはなるものの、素人の耳ではその劣化具合は分からず、強く不満に思うことはありません。

総括

総括として、現時点で評価するのであれば、AirPodsProとウォークマンの組合せによる音楽鑑賞は、操作することにといては、必要最低限のことしかできない状態で、どうしてもこの組み合わせが必要な人以外には、正直使い勝手が悪く、お薦めできるものではありませんでした。

その代わり、AirPodsPro単体での音量変更ができるようになれば、何とか通常利用に耐えられる利便性は担保できそうだと思います。