AirPodsProの発売と同時にアップルのオンラインストアで即ポチをして、発売日翌日に受け取って以来、20日間ずっと使ってきましたが、今回はAirPodsProの使用感や自分なりの感想などをお伝えします。
目次
良い点
ここからは、購入するまででは判断できないことで、使ってみて初めてよかったな、買って満足したポイントを挙げていきます。
充電ケースがすごく小さくてコンパクト
充電ケースが小さくてコンパクトなので、ポケットに入れていても気にならずです。
下の写真で、iPhone充電用アダプタと並べてみましたが、そのコンパクトがお分かりになりますでしょうか?
手の中でも、十分に収まる大きさです。
このコンパクトさもあいまって、かばんやポーチの中に入れていても、自己主張は全然しませんね。
iPhoneやAppleWatchとの連携が簡単
ペアリングしたいiPhoneとAirPodsProを用意し、それぞれ隣り合わせに置いて、ペアリングは充電ケースに本体入れたまま、蓋を開けておけば、ペアリングモードになり、iPhone側で接続というボタンを押してあげれば、それでペアリングは完了となります。
初めて、ペアリングした際の様子を動画に収めたので、関心ある方は下の動画をぜひご覧ください。
一度ペアリングが完了したら、そのiPhoneと連携させているApple Watchでも何もしないで操作ができるようになるので、手間いらずです。
また、異なるiPhone(例えば会社支給のもの)でも、同じiCloudアカウントでサインインさえしておけば、デバイスの切り替えもあっという間にできちゃいます。
AirPodsProの着脱で音楽再生と一時停止を自動対応
片方だけでも耳から外すと音楽再生が一時停止状態となって、再び装着すると停止したところから再生するので、いちいちiPhoneやApple Watchで操作する手間がないので、楽です。
ただし、これはApple製品でのみ対応している連携となり、他社製品(ウォークマンなど)では非対応の機能になります。
AirPodsProのノイズキャンセリング効果
購入前から気になっていたノイズキャンセルの質も、十分満足できるものでした。
これまでに、会社への通勤や出張で、バスや電車、新幹線に乗車してその実力を試してましたが、ノイズキャンセルの質には十分満足しています。
また、周りの人の会話についても、目の前で話をしているけれど、遠くの方で会話をしているように感じるくらい、人の声にも作用していることも分かりました。
今では、SONYのノイズキャンセリング機能が私の中での満足できるベンチマークとなっていて、その基準とAirPods Proのそれと比べてみても、遜色のないものでした。
ただし、後にも取り上げますが、今まで利用していたヘッドホンタイプとは異なり、イヤホンタイプのものを装着すると、食事であごを動かす動作、歩いたり走ったりした際の振動などで微妙に耳穴にはまっている部分がずれてしまって、外部音が入り込んでしまうこともありました。
外部音取り込みモードの評価
これはSONYのWH-1000XM3にもアンビエントモードとして搭載されている機能でしたが、ヘッドホンタイプよりもよりカジュアルに身に付けられるイヤホンタイプのAirPods Proの方がより、自然な感覚で体験できています。
WH-1000XM3では、外部の音を積極的に取り込んでいて、周りの雑音を含めて多少なり増長しているため、不必要なノイズも余計に入って来てしまってました。
AirPods Proの外部音取り込みモードについては、ネット上のレビュー記事にも散見されていますが、まるでAirPods Proをつけていない状態で周りの音が自然に聞こえているような感覚があって、違和感がありませんでした。
AirPods Proの機構として、外との気圧の差が出ないように、均圧のための通気システム(公式の製品ページに記述あり)を採用しているようで、耳の外と耳の中の気圧が一緒にできるこの仕組みが、外部音取り込みモードでの違和感の少なさに寄与しているんだろうなと想像できます。
また、周りの人の声も、必要以上にその音が誇張されることなく、イヤホンがなかったように、普通に聞こえました。
今では、会社のオフィスにいて内勤している時には、外部音取り込みモードで設定して、会社のiPhoneと接続し、かかってきた電話にAirPodsProを通して応答、同僚から声をかけられた時も、AirPodsProを付けたままでも、会話が普通に成り立ちます。
ノイズキャンセリング機能の切替えがiPhone、Apple Watchや本体でも可能
私の場合、通勤や出張時にはノイズキャンセリングをオンにしながら、オフィスでの内勤時や帰宅後の自分の部屋にいる時には、外部音取り込みモードで利用をしています。
それぞれのシチュエーションの中でも、その時々の状況によってモードの切り替えを行いたい場面もあります。
モードの切り替えが、iPhoneやApple Watch、はたまた本体でも、というように3通りの方法で変更できるので、使う側にとって助かります。
例えば、
満員電車の中でポケットの中にあるiPhoneを取り出すことができないので、Apple Watchや本体で切替えをする
というように、便利な場面がありました。
マスクを着用・外す時に相性がいい
- 自分が風邪を引いて咳ごみやすい
- 家の中、街中、飛行機の中での乾燥した空気を吸うとつらい
- 花粉が飛散している時期で、自分の体に過分を入れたくない
- 電車やバス、新幹線での感染症予防
いろいろな理由でマスクをつける時がありますが、ヘッドホンを聴きながら、マスクを着けようとすると、一度ヘッドホンを取り外して、マスクを着用して、再びヘッドホンを着用する必要がありますが、AirPodsProであれば、マスクの着用やマスクを外す時も、気にする必要なくできるのはメリットだと思います。
不満な点
ここからは、満足したところもありながら、不満に思ったこともありましたので、記載しておきます。
耳の中にしっかりはまらないズレ
自分の耳との相性にはなりますが、耳に入れるAirPodsProが微妙なずれを生じることがあります。
微妙なずれが生じているのは、現在装着しているイヤーチップが自分の耳穴サイズに比べてサイズが大きいため、生じることがありますので、もう1ランク小さなサイズに付け替えたうえで、再度しっかり耳穴に入れ込むと状況が好転することもあると思います。
ウォークマンなど他社音楽プレーヤーとの接続と不満点
ウォークマンなどの他社製音楽プレーヤーでは、音楽の音量は音楽プレーヤーでしか変更ができません。
本体を取り出しての音量変更は面倒くさいものです。
また、ノイズキャンセリング機能のモード変更は、AirPodsPro本体での操作しか受け付けなくなります。
音量調整が単体ではできず、プレーヤー側での操作が必要。
これは今後のアップデートで対応されることを期待したいのですが、AirPodsPro本体で音量の調整が出来るようにして欲しいです。
iPhone側の設定画面の中にある、感圧センサーの機能割り当てに、音量調整を増やすことができそうなレイアウトなので、
例えば、ノイズコントロール・Siriに続く、3番目の機能として、
音量コントロール
を追加して、
- 感圧センサーの1度押しで音量を1段階アップ
- 2度押しで音量を1段階ダウン
- 長押しで音量連続ダウン
こんなようなルールで実現するといいなぁと個人的に期待しています。