Sony製ヘッドホン・イヤホンの色々な設定をカスタマイズすることのできるSony Headpohones Connectを使うと、Sonyの完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデルのWF-1000XM4ではどんなことができるのかを複数記事に分けてのご紹介!
- ステータス編
- サウンド編
- システム編
初回となる本記事では、サウンドというメニューについて詳細をまとめます。
目次
Headphones Connectの起動
まずはイヤホンを装着して、Headphones Connectアプリと接続します。すると、下のような画面になります。
ここで、矢印で示しているサウンドをタップします。
サウンド
サウンドで用意されている項目としては、
- 外音コントロール
- スピーク・トゥ・チャット
- イコライザー
- 360 Reality Audio設定
- Bluetooth接続品質
- DSEE Extreme
の6つになります。
外音コントロール
最初に外音コントロールをピックアップして紹介します。
外音コントロールで用意されているのは、
- ノイズキャンセリング
- 外音取り込み
- オフ
の3つになっています。
ノイズキャンセリング
Sony自慢の高い性能を誇るノイズキャンセリング機能を使用する場合は、こちらを選びましょう。
Jabra Elite 85tで設定されているノイズキャンセルの強度調整はありません。
WF-1000XM4で私のお気に入りの機能の自動風ノイズ低減も設定をここで行います。
ただし、この機能を有効にすると、よりバッテリーを消耗するようで、音楽の連続再生時間が短くなると説明されています。
外音取り込み
外音取り込みをタップすると、外部の音を取り入れることができるようになります。
この機能は、イヤホンをつけたままで他の人と会話をする時、交通機関などに乗っていて、アナウンスを聞き取りたい場合に使います。
外音の取り込みでは、1(最弱)〜 20(最強)で強度を調整することができ、その調整幅は20段階と非常に細かく設定が可能です。
また、こちらでは、ボイスフォーカスという機能があり、取り込む外音からノイズだけを抑えて、人の声だけを拾いやすくなる機能があり、チェックボックスで有効と無効の切り替えを行います。
オフ
3番目の選択肢として用意されているのは、ノイズキャンセルも外音取り込みも行わないオフになります。
スピーク・トゥ・チャット
この機能はイヤホンを装着したまま、他の人と会話することができるようになります。
Sony公式サイトでの説明には、下記のように説明がされています。
事前にスピーク・トゥ・チャットを有効に設定しておくと、相手に話しかけることで、自動的にスピーク・トゥ・チャットモードが起動します。
再生中の音楽は、一時停止または消音し、相手の音声をマイクで取り込み聞きやすくします。
ヘッドセット装着者が発話した音声をヘッドセットが検出しない状態が一定時間続くと自動的にスピーク・トゥ・チャットモードが終了します。
WF -1000XM4ヘルプガイドより
機能を有効にするためには、名称の右横にあるスライドボタンを右にスライドさせます。
また、機能の細かな調整は下の画像右下にある歯車アイコンをタップしてください。
すると設定画面が現れて、具体的に調整できる項目としては、
- 声の検出感度
- ボイスフォーカス
- モードが終了するまでの時間
の3つの調整が可能です。
声の検出感度
声の検出感度では、
自動・高感度、低感度の3つから選ぶことになります。
ボイスフォーカスは、外音コントロールで既出なので説明を省きます。
モードが終了するまでの時間
3つ目のモード終了までの猶予時間については、
短い・標準・長い・手動による終了の4つから選択してください。
イコライザー
イコライザー機能としては、プリセットされているものが8種類、ユーザーのカスタム枠で3種類保存できます。
プリセット枠
- Bright
- Excited
- Mellow
- Relaxed
- Vocal
- Treble Boost
- Bass Boost
- Speech
ユーザーカスタム枠
- Manual
- Custom1
- Custom2
プリセットを一度試してみて、自分の好きなものを見つけてみてください。
360 Reality Audio設定
360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)は、最近オーディオ機器で流行りの機能で、Sonyの技術で実現されたものです。
他には、AppleのAirPods Proでも『空間オーディオ』という名称で対応が始まっています。
Sony公式サイト上では、以下のような説明がなされています
360 Reality Audioは、オブジェクトベースのソニーの360立体音響技術を使った新しい音楽体験です。
ボーカルやコーラス、楽器などの音源一つひとつに位置情報をつけ、球状の空間に配置。
アーティストの生演奏に囲まれているかのような、没入感のある立体的な音場を体感できます。
Sony公式サイトより
WF-1000XM4で360 Reality Audioを使用するためには準備が必要で、
- 耳の形を測定
- iPhoneに360 Reality Audio対応のアプリをインストール
- 360 Reality Audio対応アプリに自分の耳の形状を最適化
以上の準備が終わったら、使用できるようになります。
Bluetooth接続品質設定
音楽をより高音質で聴きたい場合に設定する機能になります。
WF -1000XM4では、3つの音声圧縮変換方式(SBC AAC LDAC)に対応しており、接続品質設定との相関関係は以下のようになります。
LDAC対応 プレイヤー 例 ZX-300 | LDAC非対応 プレイヤー 例 iPhone | |
接続優先 | SBC | SBC |
音質優先 | LDAC | AAC |
イヤホンで音楽をよく聴くという人は、音質優先に設定しておけば良いかと思います。
DSEE Extreme
こちらの機能も、音質向上のためのものとなります。
ただし、本機能を有効にすると、バッテリー消費が増えるようで、連続使用できる時間が短くなると伝えられています。
なお、Sony公式サイトで本機能は、以下のように説明がなされています。
音楽ファイルの高音域を補完するとともに、サンプリング周波数とビットレートを本来の数値より高めることで、MP3などの高圧縮音源もCD以上の高解像になり、よりクリアな躍動感あるサウンドを楽しめます。
さらに、周波数特性の補完には、AI(人工知能)技術を用いることで、高音域の補完性能が向上しました。
Sony公式サイトより
以上で、サウンド編の紹介を終わります。
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