【更新履歴】6月9日 iPhoneからウォークマンへの乗換え前後を大幅に加筆
私が学生時代に使っていたミュージックプレーヤーを思い出してみると、節目となったモデルがいくつかあったので、これまでの歴代モデルを振り返ってみたいと思います。
自分のミュージックプレーヤー変遷
カセットテープ時代
小学生高学年から中学校くらいまでは、実家にあったラジオとカセットテーププレーヤーを兼ねた持ち運び用のハンドルはついていたけど、家の外に持つ出すというよりかは、家の中の部屋から別の部屋に持っていく程度のまあまあの大きさ(幅30cmくらい)で、当時夢中になっていたTVやラジオの音楽番組を録音したり、ファミコンのドラクエのエンディング曲を録音した思い出があります。
高校時代になると、すでにSONYのウォークマンを所有していて通学時に音楽を聴いていました。
自分が初めて買ったCDは、徳永英明さんの『壊れかけでRadio』だということを今でも覚えています。
購入したCDをカセットテープにダビング(今の若い人は何のことか分からないと思いますが…)して、自分だけのお気に入りのライブラリを作るのが、楽しかったですし、今でもそれは変わりません。
高校1年の同じクラスの友人が持っていた、カセットテープの音楽をワイヤレスで再生できるモデル(WM-805)をすごくうらやましく、のちに購入したこともありました。
当時、ワイヤレス再生モデルは、カセットテープ時代のウォークマンのフラッグシップに近い存在だったと思います。本体価格も通常の有線タイプよりも高かったです。
だから、いろいろと預金したり、親に相談したりで購入できた時は、とてもうれしく、また満足度の高い買い物になったことを記憶しています。
コンパクトディクス時代
また、カセットテープからコンパクトディスクへの音楽再生メディアの変遷により、Discmanを購入したこともありましたね。
当時は、音楽データを読み取るレンズの機構が振動にとても弱く、外出時の音楽再生は音が飛び飛びになっていたのも懐かしい記憶です。
モデルが代わる度に振動対策も少しづつ進んでいたように思います。
Apple時代
その後、社会人になって、AppleからiPodがリリース・登場したことにより、Walkmanがこれまで独占していた音楽再生プレイヤー市場へのインパクトが大変大きく、私自身もiPod Shuffleの購入をきっかけにApple製の音楽プレイヤーにのめりこむことで一層音楽鑑賞が充実することとなり、
その後は、iPod nanoに乗り換え、カラー液晶画面がついた音楽再生機を存分に楽しみました。
その後、アメリカではiPhoneが販売開始され、日本では2008年7月にiPhone 3Gがソフトバンクから販売されることになりましたが、それ以前の2007年9月にiPod Touchが発売され、その音楽プレイヤーに留まらない革新的なガジェットを興奮冷めやらぬ中で購入して以来、私の音楽生活はApple製品と共にしばらくありました。
Apple1強時代からの転換期
~ デジタルライフをすべてiPhoneでまとめるリスクとは? ~
長年にわたって、iPhoneを利用してきて、全体的な不満はなかったのですが、細かいところでの小さな悩みがいくつか出てきました。
データ容量の限界
昔のiPhoneは容量が今に比べると、16GBだったりする時期があったので、アプリや鑑賞用の動画データ、たくさんの想い出の写真を貯めこみつつ、たくさんの音楽データも保存しながら音楽鑑賞を楽しでいましたが、その後も増え続けるデータ容量が16GBのままでは保存容量の限界も感じていました。
アプリをたくさん入れたら、音楽のデータ量とともに足りなくなってしまって、聞きたい音楽を追加、また大容量のアプリを追加する度に、ストレージの容量を気にしたり、場合によってはデータ容量を超えてしまうので、不必要なデータ、もしくは本当は残したいけど、楽曲データやアプリに優先順位を決めて、実際に削除したりと、メンテナンスする面倒さがありました。
バッテリー問題
また、iPhoneのバッテリーの持ちも経年劣化していくのはしょうがないとしても、常日頃から音楽を聴いていたい自分としては、日常から使用頻度の高いiPhoneに音楽を入れていても、バッテリーが少なくなった状態で、外出などですぐに充電できる環境がなかった場合を含め、音楽が聴きたいときに聴けないのは、避けたいと考えました。
iPhoneから音楽を切り離そう
そこで思い立って、
「だったら音楽だけiPhoneから切り離すか」
と決めたわけです。
具体的には、音楽再生用に別のガジェットを用意しよう、ということです。
ウォークマンとの再会
そこで、白羽の矢を立てたのは、愛用しているヘッドフォンからのブランド信頼の厚く、かつて学生時代に使っていたSONYのウォークマンを選択しました。
で、Apple陣営に音楽プレイヤーのシェア争いに後塵を拝して久しいウォークマンの世界に帰ってきたのですが、やはり革新的なガジェットであるiPhoneと比べるとガジェットのイケてる感があまりなかったのですが、そんな中で私が選んだモデルは、
値段としてもお手頃で、一般的に普及機として評価の高かったウォークマンAシリーズでした。
2015年5月購入 ウォークマンA10シリーズ 32GB(NW-A16)
利用期間 2015年5月~2018年7月(3年2か月間)
ジョーシンのオンラインストアで24,360円(税込)で購入しました。
すっかり、Apple製品の音楽再生エコシステムであるiTunesに慣れ親しんでいたので、SONYの音楽管理ソフトのイケてなさ加減に、まあまあ慣れるのが大変でした。(正直、名前も仕組みも数年ごとに変わってしまい、記憶に残っていません)
その後、Music Beeというフリーの音楽管理ソフトのおかげで、SONY製の管理ソフトとはお別れしております。
[blogcard url=”https://getmusicbee.com/”]
最初のBluetoothのバージョンは、2.1+EDRだったり、LDACも対応ができていませんでしたが、その後のソフトウェアバージョンアップで、現在でもまだ通用するDAPだと思います。
実際に使ってみての感想
A16の本体はコンパクトで、服やズボンのポケットに入れても、違和感ないくらい小さくて、軽量でした。
手軽に音楽を聴くのは、これで十分だと満足しました。
その後、1年毎にAシリーズは新しいモデルが発売されましたが、買い替えを検討するに値するモデルがあっても、実際に買い替えを決断することには至りませんでした。
私の場合、ヘッドフォンの買い替えをすることが多く、そちらにお金を使っていて、デジタルオーディオプレーヤーにまで投資することができなかったということもありました。
不満点
この時から、SONYのワイヤレスヘッドフォンを使っていましたが、Bluetooth接続のスピードがiPhoneと比べて、格段に時間がかかって、明らかにストレスを感じるレベルでした。
また、ひし形の4つの頂点操作ボタンが、ひし形中央の再生・一時停止ボタンと比べると押しづらく、操作(例えば、上下が音量、左右が再生曲の変更など)でのストレスを感じていました。
ギャラリー(本体・外箱)
ギャラリー(操作画面)
自分の音楽への趣向性変化
通勤や出張の時の音楽鑑賞でも、より高音質な音楽を聴きたいという気持ちが強まってきたころでした。
Aシリーズでも、購入後にソフトウェアアップデートで、SONYの独自コーデックであるLDACにも対応しましたが、果たして高音質になったかと言われてもあまりそんな感じはしなかったです。
多分、高音質化への影響があるであろうAシリーズ自体の内部パーツが、普及期であるが故に、それほどいいものではないのだろうと考えてました。
2018年7月購入 ウォークマンZX300 – 64GB(NW-ZX300)
コジマのオンラインストアで49,800円(税込)で購入しました。
ZX300の購入については、下の投稿ページで詳しく説明しています。
[blogcard url=”https://koregadge.info/?page_id=1122″]